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データガイド　- データ作成時の注意点 -
■ 共通事項 ■
●表裏で向きの違う印刷の場合
両面印刷時に表裏で縦型横型に分かれている場合は、どちらの向きで印刷するかお客様にて予めデータの方向を統一してご入稿下さい。（例：横型に合わせる場合は、縦型のデータを横に回転させた状態でご入稿等）
特にご指定のない場合は一般的なハガキ同様、上記画像の様に印刷致します。
もちろんデータ確認後、お客様にはこのような印刷の向きで問題ないか確認はさせて頂きますのでご安心下さい。

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■ photoshopの場合 ■　→photoshopのデータ作成注意点（PDF）
●解像度とサイズ
ドキュメントを新規作成する際には、仕上りサイズに天地左右（上下左右）にそれぞれ3mmずつ大きくしたドキュメントを作成して下さい。
[例]
名刺：仕上り91mm×55mm→ドキュメントサイズは97mm×61mm。
ぶらりか：仕上り65mm×30mm→ドキュメントサイズは71mm×36mm。
ポストカード：仕上り100mm×148mm→ドキュメントサイズは106mm×154mm。

→ この3mmは塗り足し分となり、仕上りサイズに断裁した際に紙の地色が出ないようにするためです。裁ち落としのあるデザインの場合は特に必要になります。

解像度はカラー原稿の場合は350dpi／モノクロ原稿の場合は600dpi〜1200dpiでお願い致します。
Web用の画像では72dpiで問題がないのですが（パソコンの画面上で確認する分には問題ありません）、72dpiの画像を印刷致しますと、かなり粗いモザイクがかかったかのような仕上りになってしまいますのでご注意下さい。

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●レイヤー
データを作成されている間は、複数のレイヤーを使用してデータ作成を行われると思いますが、ご入稿時にはすべてのレイヤーを結合して下さい。（レイヤータブ右上▼→画像を統合）

→レイヤーを結合されていませんと、「テキストデータが残ったままだったためレイアウトが崩れてしまった」、「印刷しないため非表示にしていたレイヤーの画像も印刷されてしまった」などが起こる可能性がございますので、以下の図のように画像を統合してご入稿下さい。

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●カラーモード
データ作成時はフィルタ機能を使用するためにRGBモードで作業されるかと思いますが、データご入稿時には「CMYKカラーモード」へ変換をお願い致します。モノクロ原稿の場合は「モノクロ2階調」または「グレースケール」でご入稿下さい。（イメージ→モード→CMYKカラー）

→RGBモードはCMYKカラーモードに比べ、色域が広い為色が鮮やかに表示されます。そのためCMYKカラーモードに変換すると色がくすんでしまう場合が多くなってしまいます。（例えば、青が少し紫がかった青になってしまう等）印刷時には機械の特性上RGBで作成されたデータはCMYKの範囲内で表現できる近似値に置き換わるため、予めお客様でご変換後ご入稿下さい。

※お使いのアプリケーションによってはCMYKカラーへの変換ができない場合がございます。その場合はRGBモードのままご入稿頂ければ、弊社にてCMYKカラーへ変換致します。（その際に色味が変化する場合がございますが、予めご了承下さい）

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●塗り足しとテキストの位置
データを作成される際は、必ず塗り足しまで色を塗って下さい。仕上りサイズまでしかデータを作成されていないと、仕上げた際に紙の地色が見えたり見えなかったりする商品が出来てしまうためです。

→印刷時や仕上げ断裁時に微妙にずれてしまう為、仕上りサイズぴったりにデータを作成されていますとそのずれが吸収できないので塗り足しが必要になってきます。

テキストや切れてしまうと問題があるデザインの場合は仕上りサイズより少し内側に配置して下さい。
上図1：仕上りサイズより内側にある為問題ありません。
上図2：仕上りサイズからはみ出してしまっている。「テ」の半分が切れてしまうのでNGです。
上図3：仕上りサイズぴったりに配置されている。「テ」が少し切れたり切れなかったりするためNGです。

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■ illustratorの場合 ■　→illustratorのデータ作成注意点（PDF）
●フォントのアウトライン
テキストはすべて必ずアウトライン化をお願い致します。アウトラインにしたいテキストを選択した状態で
書式 > アウトラインを作成を選択して下さい。

→アウトラインをとらずにご入稿された場合、弊社環境にないフォントをご使用時に他のフォントに置き換わってしまうためです。
※アウトラインを作成する場合は、全てのレイヤー、画像のロックを解除してから実行して下さい。
※アウトライン化しますと、若干文字が太くなります。
※一度アウトライン化してしまいますと、画像となってしまい、テキストの編集が不可能になりますので、保存の際は別名保存で保存し、テキストの状態のファイルは別途保存しておくことをお勧め致します。

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●オーバープリント
オーバープリントのチェックははずした状態でご入稿下さい。

→オーバープリントにチェックが入った状態で印刷しますと、使用している色により重なった部分が透けたり、印刷されなかったり、色が変わって印刷されてしまう場合があるためです。

※表示 > オーバープリントプレビューで画面上にてオーバープリントにチェックが入った場合の出力のされかたを確認する事ができます。

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●トリムマーク（トンボ）
illustratorで作成される際は仕上りサイズにトンボをつけたものか、またはドキュメントサイズを仕上りサイズで作成し、ご入稿下さい。
（例：ハガキサイズ（100m×148mm）の場合は100m×148mmの枠（塗り、線共に色なしの状態で）を作成し、選択した状態でフィルタ > クリエイト > トリムマークで作成／トンボを付けない場合は、データ新規作成時にドキュメントサイズを仕上りサイズで作成）

→トンボをつける理由はデータのズレを防止する、仕上りサイズをチェックする為です。トンボがあると、どこのラインで化粧断裁していいのか正確に判断でき、仕上りがイメージ通りになります。

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●塗り足しとテキスト位置
必ず、仕上りサイズから周りに3mmずつ塗り足しをつけ、イラストや画像・塗りは塗り足しの部分まで作成して下さい。また、テキスト等切れてしまうと困るデータ（テキスト等）は仕上りサイズより内側に配置して下さい。（約3mm以上）

→印刷時や仕上げ断裁時に微妙にずれてしまう為、仕上りサイズぴったりにデータを作成されていますとそのずれが吸収できないので塗り足しが必要になってきます。

テキストや切れてしまうと問題があるデザインの場合は仕上りサイズより少し内側に配置して下さい。
上図1：仕上りサイズぴったりに配置されている。「切」が少し切れたり切れなかったりするためNGです。
上図2：仕上りサイズからはみ出してしまっている。「テ」の半分が切れてしまうのでNGです。
上図3：仕上りサイズより内側にある為問題ありません。

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●画像の配置
illustrator上に画像を配置した際は、配置した画像も一緒にご入稿して頂くか、または画像を埋め込んでご入稿下さい。

→画像を配置した場合、画像の元データがございませんと、リンクが切れた状態により印刷時に画像は印刷されません。ただし、画像がillustratorに埋め込まれている場合は、元の画像は必要有りませんので正常に印刷されます。

※画像がリンクの場合：
・元データを編集すると配置された画像にも反映される（一度開いて保存し直す必要はあります）
・画像が埋め込まれていないのでデータサイズは小さいままです。
・画像のリンクが切れてしまうと、印刷時に画像は出力されません。

※画像が埋め込まれている場合：
・元データを編集しても反映されない。
・画像を埋め込んだ分、データサイズが大きくなります。
・元の画像がなくてもちゃんと印刷されます。

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●カラーパーセント
CMYKのカラーパーセントの合計が300〜350%で収まるように作成して下さい。

→CMYKのカラーパーセントの合計を400%（上図）にしてしまうと、裏写りをしたり、他の部分にくらべ少し盛り上がったような仕上りになってしまいます。

※ブラックとリッチブラック
通常のブラック（K100%）に比べリッチブラック（K100%の他にCMYに30%混色）は濃度のあるより深みのある黒になります。リッチブラックで作成される際にはCMYKの数値の合計に気をつけて作成して下さい。

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●カラーモード
ドキュメントはCMYKカラーモードでご入稿下さい。

→RGBモードはCMYKカラーモードに比べ、色域が広い為色が鮮やかに表示されます。そのためCMYKカラーモードに変換すると色がくすんでしまう場合が多くなってしまいます。（例えば、青が少し紫がかった青になってしまう等）印刷時には機械の特性上RGBで作成されたデータはCMYKの範囲内で表現できる近似値に置き換わるため、予めお客様でご変換後ご入稿下さい。

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●ヘアライン
罫線の太さは最低0.25pt以上で作成してください。（推奨は0.3pt以上）また、罫線には塗りを設定しないようにして下さい。

→罫線に対し、「線」ではなく「塗り」に色をつけている場合は、画面上では細い線で表示されますが（これをヘアラインといいます）、実際に印刷した際には出力されません。罫線を印刷したい場合は必ず、「線」に色、太さを指定して下さい。

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●保存
illustratorでご入稿される場合は、ai形式のままでも問題ありません。ただし、保存時には「ICCプロファイルを埋め込む」のチェックは必ず外してご入稿下さい。

→ICCプロファイルは、モニター、アプリケーション、プリンターの色合わせで必要になります。ただし、お客様の環境・弊社の環境（モニター、プリンター、アプリケーション等）が違うため、埋め込まれていますと予想とは違う色味で出力されてしまう場合があります。

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■ Acrobat/PDFの場合 ■
・必ずフォントは埋め込んでご入稿下さい。
→フォントが埋め込まれていませんと、違うフォントに置き換えられてしまいイメージと違ったレイアウトで出力される事になります。

・サイズは塗り足しを含めたサイズでご入稿下さい（例：仕上り100mm×148mm→106mm×154mm）
→トンボは特に必要ありませんが、トンボをつける場合は必ずドキュメントのセンターに配置して下さい。

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